フルオーダージュエリーの製作事例をご紹介しております。 |
フルオーダーレポートVol.44
フルオーダーメイドジュエリー
ルースに合わせて1からデザインするフルオーダーメイド。
ちゃんとイメージ通りに仕上がるのだろうか?
スムーズにやり取りできるだろうか?
形が何もない状態から作っていく過程をご紹介いたします。
今回は、お持ち込みのオレゴンサンストーンでお作りしたフルオーダーリングをご紹介いたします。
【お客様(ご来店でのオーダー)のご依頼】
1.手持ちのルースでリングを作りたい。
2.シンプルオーダーの槌目リングに蔦がはったイメージが良い。
このようなご要望がありました。
※フルオーダーのご相談は、セミオーダーなどと迷っている場合でもご相談いただけます。
【デザイン提案】
今回、店頭にてデザインをご提案いたしました。
ご来店時にシンプル枠の槌目リングを参考に幅や厚みを決め、その土台に沿う様に葉のデザインをご提案しました。
後日、葉の位置など、微調整を行いデザイン決定。
【決定デザイン】
決定のデザインです。
アシンメトリーで、葉が、まるで今も成長を続けて伸びてきそうな動きを感じられます。
中石の深みのあるグリーンが、少し怪しげな雰囲気もある蔦とマッチしたデザインになりました。
【加工・途中チェック】
今回は、職人の手作業にて加工を進めていきます。
石の配置や立体感について、お客様にも確認して頂きます。
奥行きを出して立体感を出しつつ、着け心地の良さを確認しながら職人の手作業でバランスを調整。
また、葉脈の本数を増やすなどの微調整も行いました。
【完成】
完成したリングがこちらです。
躍動感のある葉が印象的なリング。
繊細な手作業での蔦の表現。立体感と着け心地の良さを両立したリング。
どの角度から見ても楽しいリングになりました。
K18YG/Pt900、オレゴンサンストーン、ダイヤ リング
【デザイナーより】
一見落ち着きのあるルースですが、銅のインクルージョンが控えめに輝き、
見ていると、どこかミステリアスな雰囲気も感じられるルース。
そのミステリアスな雰囲気と、蔦が生茂ったデザインはとても相性がよく、
世界観が纏まったリングに仕上がりました。
リングは特に様々な角度から見て楽しめるジュエリーですので、
立体としてどこから見ても楽しめる様、細かな部分にも蔦を配しています。
1つ1つ作るフルオーダーならではのデザインです。
皆様も、是非一度フルオーダージュエリーを作ってみてはいかがでしょうか。
また、デザインライブでは、ルースの写真をそのまま使ってデザインをご提案致しますので、
遠方の方は是非お気軽にご相談くださいませ♪
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フルオーダーの流れが伝わりましたでしょうか。
かたちのないところから作り上げるフルオーダー
身に着けるお客様にとって一番のデザインになるようデザイナーも心がけております。
こちらのデザインを押し付けるようなことは一切致しませんのでご安心ください。
お気軽にご相談くださいませ。
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