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【宝石用語集】
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■ガードル
■カット
■加熱【かねつ】
■カボションカット
■カメオ
■カラーシフト
■カラーストーン(色石【いろいし】)
■カラーチェンジ
■カラット(carat)
■カラット(karat)
■含浸【がんしん】
■鑑定書【かんていしょ】
■鑑別書【かんべつしょ】
■キャッツアイ効果(シャトヤンシー)
■キャビティ
■キャラガイ
■キャラ目【きゃらめ】
■キューレット
■屈折率【くっせつりつ】
■クラウン
■クラック
■クラリティー
■黒生地【くろきじ】
■クロス
■蛍光性【けいこうせい】
■結晶 【けっしょう】
■研磨 【けんま】
■合成石【ごうせいせき】
■高温高圧処理【こうおんこうあつしょり】(HPHT処理)
■格子拡散処理【こうしかくさんしょり】(拡散加熱処理)
■合成石【ごうせいせき】
■硬度【こうど】(モース硬度)
■鉱物【こうぶつ】
■鉱物名【こうぶつめい】
■コーティング
■ゴールド
■刻印【こくいん】
■五大宝石【ごだいほうせき】
■パーティーカラー
■バイカラー
■バチカン
■パビリオン
■張り合わせ【はりあわせ】(ダブレット、トリプレット)
■比重【ひじゅう】
■ピット
■漂白【ひょうはく】
■ピンクゴールド
■ピンクゴールド
■ピンセット
■ファイア
■ファセット
■フォールスネーム
■覆輪留め【ふくりんどめ】
■プラチナ
■プレシャスストーン(貴石【きせき】)
■ブレスレット
■ブレミッシュ
■分光性【ぶんこうせい】(分光特性【ぶんこうとくせい】)
■分散【ぶんさん】
■偏光性【へんこうせい】
■変種名【へんしゅめい】
■変色性【へんしょくせい】
■宝石【ほうせき】
■宝石名【ほうせきめい】
■ホールマーク
■彫り留め【ほりどめ】
■ホワイトゴールド
●アデュラレッセンス
●アンクレット
足首につける輪っかのこと。
戻る●石座【いしざ】
宝石をセットする座の部分のこと。
戻る●イミテーション
●イリデッセンス
周囲と屈折率の違う膜や薄い層を光が通るとき、干渉により虹色が見える現象。
宝石の構造や内包物によって引き起こされる。真珠や貝の虹色に見える部分もこの効果によるもの。
戻る●インクルージョン(インクル)
宝石に含まれる、宝石以外の成分。他鉱物の結晶や液体、気体などの内包物のこと。
どんな石にも少なからず存在すると言えるが、石の輝きを妨げたり、透明度を落としたりするため、通常あまり歓迎されない。
しかし、インクルージョンがスター効果などの特殊な光学効果を生み出したり、
天然か人工かの判別、処理の有無の判別に役立ったりするため、一概に邪魔者とは言えない。
戻る●インタリオ
●腕【うで】
リングの指を通す輪っかの部分。
戻る●AGL【えーじーえる】
宝石鑑別団体協議会。日本の鑑別機関の鑑別基準を統一させるために設立された非営利組織。
こちらに加盟している鑑別機関は、同じ基準を用いて鑑別しているため、鑑別表記に統一性がある。
戻る●エッジ
●エンハンスメント
宝石の持つ性質を生かし、人為的に潜在的な美しさを引き出す処理。
一般的な処理として容認されており、宝石としての価値はほとんど落とさない。
エメラルドのオイル含浸や、サファイアの加熱等はエンハンスメントにあたる。
類…トリートメント
戻る
●ガードル
ファセットカットされた宝石の、上部と下部を分ける境界線となる、狭い帯のような部分。
正面から見たときの外周、ふちの部分。
戻る●カット
宝石として仕上げた形のこと。宝石の輝きや、テーブル面の色味にはカットの善し悪しが大きく関わってくる。
例:ブリリアントカット、カボションカット、エメラルドカットなど。
ダイヤモンドの4Cのうちのひとつ。ダイヤモンドでは、カットの総合評価が、上から順にエクセレント、ベリーグッド、
グッド、フェアー、プアーの5段階に分けられている。
戻る●加熱【かねつ】
宝石を高温で熱すること。色やクラリティーを変化させるために行われる。
ルビーやサファイア、タンザナイト等はこの処理をされているものが多い。
琥珀はクラリティーを改善させるため、熱した油で加熱させることがある。
この処理は他の宝石の加熱と比べ低温で行われ、クラリファイイングと呼ばれることもある。
戻る●カボションカット
ファセットをつけず、丸くドーム状にカットすること。
ファセットカットで内側からの輝きが期待できない、半透明石や不透明石によく施される。
また、スターサファイア、キャッツアイクリソベリル等、カボションカットにすることで美しい光学効果が期待できる石もある。
戻る●カメオ
●カラー
色。色石ではその名の通り、基本的に色が最重要視される。
鑑別書に記載される。
ダイヤモンドの4Cのうちのひとつ。
ダイヤモンドでは、色の濃さが無色に近い順にD~Zの23段階に分類されており、無色に近いほど評価が高い。
Zカラーを超えて色の濃いものはファンシーカラーダイヤモンドとして別の評価の仕方がされる。
戻る●カラーシフト
●カラーストーン(色石)
ダイヤ以外の宝石のこと。色のあるなしに関わらず、まとめてこう呼ぶ。
戻る●カラーチェンジ
色が変わること。主に変色性のあるものの色の変化を指す。
通常、蛍光性のみがあるものはカラーチェンジのある宝石とは言われない。
戻る●カラット(carat)
石の重さのこと。英語で表記したとき、頭文字がCのほうのカラット。
単位として使う時はctと表記する。1ct=0.2g。ダイヤモンドの4Cのうちのひとつ。
大きさではなく重さのこと。同種の石であれば重いもののほうが当然大きくなるが、
石はそれぞれで重さが違うため、別種の石を同じctで比べても大きさは異なってくる。
戻る●カラット(karat)
金の品位を表す単位。英語で表記したとき、頭文字がKのほうのカラット。
K24、K18といったように数字の前にKをつけて使用され、その数字が高いほうが金の純度が高い。
24つに分けたうちのいくらが金であるか、という表記である。
例えばK24なら、24分の24、つまり100%が金、K18なら、24分の18、つまり75%が金ということになる。
戻る●含浸【がんしん】
オイル、ワックス、染料などの液体を宝石にしみこませる処理のこと。
ガラスや樹脂など、含浸後硬化するものもある。この処理がされている場合は、超音波洗浄機での洗浄には適さない。
戻る●鑑定書【かんていしょ】
ダイヤモンドに対してのみ発行され、その品質を測定した報告書。
ダイヤモンドの品質の基準となる4C(カラット、カラー、クラリティー、カット)を評価し、それぞれのグレードを記してある。
戻る●鑑別書【かんべつしょ】
主に宝石の種類を記した書類。
宝石の見た目だけでなく、光の屈折率、比重などさまざまな科学的データの測定によって、
宝石の種類、天然か人工か、また施されている処理などを判別。それらを科学的データとともに記した報告書。
戻る●キャッツアイ効果(シャトヤンシー)
猫の目のように一筋の光の帯が宝石の表面に現れる光学現象。
クリソベリルのものが有名。スター同様、正しい向きでカボションカットしなければ綺麗に現れない。
戻る●キャビティ
●キャラガイ
1カラットあたりの価格のこと。
主に業者間の取引で使われる。たとえば、キャラガイ10万円の石で、0.3カラットであれば、その石は3万円となる。
戻る●キャラ目【きゃらめ】
石の重さ、カラット数のこと。キャラット(carat)の目方。石目とも。
ジュエリーには、目立たない部分にキャラ目が刻印されていることが多い。
現在、caratはカラットと呼ぶのが正しいとされているが、カラ目とは呼ばず、慣習的にキャラ目と呼ばれ続けている。
戻る●キューレット
●屈折率【くっせつりつ】
物質の中に光が入ったとき、光の進行方向がどれだけ曲がるかを示した度合いのこと。
宝石の種類によってこの数値が異なるため、宝石の鑑別に役立つ。また、この数値が大きいほど輝きが強く、テリが良くなる。
戻る●クラウン
●クラック
宝石の内部のひび割れ。
結晶形成中に自然にできたもののほか、外部の衝撃、温度変化、急激な宝石のカットによるダメージで生じるものがある。
戻る●クラリティー
石の透明度のこと。ダイヤモンドの4Cのうちのひとつ。
内包物が少なく、石がクリアに見えるものはクラリティーが高いと言える。
当店の色石のクラリティースケールについては、詳しくはこちら。
戻る●黒生地【くろきじ】
ブラックオパールにおいて、地の色が濃い黒であることを指す。
戻る●クロス
石やジュエリー等を拭くための布。研磨剤や薬液を染み込ませたものもある。
研磨剤入りのものは、ジュエリーを磨いて小傷をとって綺麗にすることもできるが、
それで石を拭いてしまうと逆に小さな傷をつけるおそれもあるので注意。
戻る●蛍光性【けいこうせい】
宝石に紫外線をあてたときに発光する性質のこと。
通常環境下での見た目にはほぼ影響しないが、蛍光性の特に強い宝石は太陽光で色が変化して見えるなどの現象が起こる。
鑑別書に記載される。
戻る●結晶【けっしょう】
●研磨【けんま】
宝石の表面を磨き、滑らかにする作業のこと。
精密なファセットカットも、この繰り返しで原石の形を徐々に整えていくことで作られている。
戻る●高温高圧処理【こうおんこうあつしょり】(HPHT処理)
色の除去や改変のために、ダイヤモンドを高圧状態で加熱する処理。
褐色みが取り除かれるため、価値の低いブラウンダイヤモンドを無色やカラーダイヤモンドに変化させることができる。
戻る●格子拡散処理【こうしかくさんしょり】(拡散加熱処理)
加熱して宝石の原子の格子内に特定の元素を浸透させ、色の改変、改善をする処理。
主にルビーやサファイアにおいて行われる。発色因子が外部よりもたらされているため、無処理で同色の宝石より価値が落ちる。
戻る●合成石 【ごうせいせき】
人によって作られた、天然の宝石と同じ成分、結晶構造の石のこと。 結晶成長時の環境を制御できるため、エメラルドなど天然ではインクルージョンが入りやすい石でも、インクルージョンの少ないものを作ることができる。
戻る●硬度【こうど】(モース硬度)
石の硬さを示す指標。硬さの中でも、ひっかきに対する強さを示している。1から10までの硬度があり、数字が大きいほど硬い。
ただし、この硬度は相対的なものであるため、数字の大きさが硬さの絶対値というわけではない。
例えば、硬度10の石は硬度5の石の2倍硬い、ということではない。
戻る●鉱物【こうぶつ】
天然に産する無機物の結晶物質のこと。宝石となるものはほとんどがこの鉱物である。
しかし、有機物由来である真珠や琥珀は鉱物には含まれず、 厳密にはオパールも結晶物質でないため、鉱物に含まれない。(ただし、ほとんどの場合オパールも鉱物として扱われている。)
戻る●鉱物名【こうぶつめい】
化学式と結晶構造の組みあわせによって鉱物名が決まる。鉱物という物質そのものの名前。
鑑別書に記載される。例…ルビー、サファイアの鉱物名はコランダム、ペリドットの鉱物名はオリビン
戻る●コーティング
色の変化や耐久性の向上を目的として、金属蒸着処理や樹脂で宝石の表面をコーティングすることがある。
コーティングは硬度の高い宝石とは違う素材のため、はがれやすく、ひっかき傷に弱くなる。
戻る●ゴールド
金。純金は柔らかく傷つきやすいため、ジュエリーにはあまり適していない。
ジュエリーに地金として使う場合は、金の合金を使う。金の合金のうち、金色のものはイエローゴールドと呼ぶ。
純度によって多少の違いはあるが、経年劣化もなく、純金に比べて耐久性も高い。日本ではK18が主流だが、
海外ではK14やK9が主流のところもある。
戻る●刻印【こくいん】
指輪の内側、ネックレスの金具など目立たない場所に、K18やpt850、0.220のように刻印されているもの。
地金の種類や、宝石のカラット数、ブランドを示したもの。ただし、刻印はそれぞれの企業が自主的にしているものであるため、
刻印があるからといってそれが100%正しいということではないので注意が必要。
戻る●五大宝石【ごだいほうせき】
ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドに加え、
真珠、オパール、翡翠、アレキサンドライトなどのうち一つを加えたものを五大宝石と呼ぶ。
どれを五つ目として加えるかは、国や地域などによって異なってくる。
戻る
●GIA【じーあいえー】 (Gemological Institute of America)
●シェイプ
●地金【じがね】
●充填【じゅうてん】
宝石の穴や傷をガラスや樹脂などの素材で埋めて、塞いだり目立たなくしたりする処理。
珊瑚の虫穴や、ダイヤのキャビティに対し行われる。
戻る●照射 【しょうしゃ】
宝石に放射線を照射することにより、色を深めたり変えたりする処理。
放射線を照射しているといっても、それにより宝石が放射能を帯びたりすることは無いので、人体への影響は無い。
無処理で同色のものより価値は落ちる。
ベリルやスポジュメンなど、宝石によっては、照射により発生した色が褪せやすいこともある。
戻る●シラー
●シルバー
銀。輝きの強い銀色の金属。
希少価値や化学的な安定性といった面で、金やプラチナに劣り、値段も比較的安い。
特に、銀は空気中の水分、硫化水素と反応して硫化し、黒ずんでしまう。そのため、ロジウムメッキが施されていることも多い。
地金として最もよく用いられる銀合金は、銀92.5%の合金であり、シルバー925、スターリングシルバーとも呼ばれる。
戻る●人工石【じんこうせき】
●人造石【じんぞうせき】
自然界に無い宝石を人工的に作りだしたもの。キュービックジルコニア、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)などが該当する。
戻る●芯留め【しんどめ】
石に途中まで穴をあけ、接着剤をつけた芯を差し込む留め方。
芯を差し込むという性質上、不透明の石に対して使用される。真珠や珊瑚に使用されることが多い。
戻る●スクラッチ
●スター効果(アステリズム)
星のような6条の光の筋が宝石の表面に放射状に現れる光学現象。
スターサファイア、スタールビーが有名。ルチル等の細かい針状結晶がインクルージョンとして含まれているために生じる。
キャッツアイ同様、正しい向きでカボションカットしなければ綺麗に現れない。
戻る●セミプレシャスストーン(半貴石【はんきせき】)
明確な定義は定まっていないが、宝石の中でも比較的価値が低かったり、硬度が低く耐久性に欠ける種類のことを言う。
類…プレシャスストーン(貴石)
戻る●ソーティング
鑑別書と同様、宝石の種類を鑑別し、記したものであるが、より簡易的なもの。
写真やデータの記載が省略されていたり、冊子でなく小さなシートのようなものであったりする。
戻る
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●多色性【たしょくせい】
石を見る方向によって色が変わって見える性質のこと。
トルマリンやアイオライトはこの性質を持つ宝石として代表的である。
戻る ●チップ
●着色【ちゃくしょく】(染色【せんしょく】)
多孔質の石(メノウ、トルコ石、珊瑚等)に染料をしみこませて色を変える処理。
元の石の色ではないうえ、退色する可能性もあるため、宝石の価値は無処理で同色のものより著しく落ちるものが多い。
真珠に対しては、調色という名で容認されている。
戻る●中央宝石研究所【ちゅうおうほうせきけんきゅうじょ】(中宝研)
●爪【つめ】
宝石を動かないように留める細長い金具のこと。立爪、丸爪、鬼爪など様々な種類がある。
戻る●爪留め【つめどめ】
宝石を、爪を使って止めたもの。
宝石を最大限見せることができ、外から入ってくる光も多くなるため、輝きが強く、美しく見える。
戻る●テーブル
●テクスチャー
貴金属の表面仕上げのこと。
すりガラスのように曇った感じにする梨地仕上げ(マット仕上げ)、細かいラインを入れるサテン仕上げ(サティーナ)、
ハンマーでたたいて模様をつける槌目仕上げなどがある。
戻る●テリ
照り。宝石の輝きのこと。
戻る●天然【てんねん】
人によって作られていないこと。自然界に産したものであること。
戻る●天然石【てんねんせき】
●トッピン
最高の品質の品。特級品。
戻る●トップ
宝石の上側の部分。ファセットカットでない宝石に対しても使用する言葉。
また、ペンダントトップを略してトップと呼ぶこともある。
戻る●トリートメント
人為的に、宝石の持つ性質とは関係なく美しさを付加する処理。
人工的に色を付加したり、処理により本来の宝石の耐久性を損なっていたりするため、
宝石としての価値を大きく落とすものが多い。
着色料を用いたメノウの染色、サファイアの格子拡散処理、ルビーの鉛ガラス含浸などがトリートメントにあたる。
類…エンハンスメント
戻る●トリカラー
一つの宝石内に三つの色を持っていること。
戻る
●パーティーカラー
一つの宝石内に二つ以上の色を持っていること。
戻る●バイカラー
一つの宝石内に二つの色を持っていること。
戻る●バチカン
ペンダントトップに直接チェーンを通せないとき、ペンダントトップの上にチェーンを通せるようにつける輪っかの金具。
戻る●パビリオン
●張り合わせ【はりあわせ】(ダブレット、トリプレット)
宝石に他の素材(他種の宝石、ガラス、樹脂など)を張り合わせて作られたイミテーションの一種。
主にオパールで見られる。
ダブレットは、宝石と他の素材の2つを表裏に張り合わせたもの。
トリプレットは、宝石をハンバーガーのように他の素材で挟み込み、計3つのパーツを張り合わせたものである。
時には、宝石部分すらイミテーションであることもある。
。
戻る●比重【ひじゅう】
宝石の密度と、水の密度との比。
比重が大きいものほど密度が高く、同じ体積あたりの質量が大きい。比重が大きいほど、持った時に重く感じる。
鑑別書に記載される。
戻る●ピット
●漂白【ひょうはく】
その宝石に不必要な色を取り除き白っぽくする処理。主に真珠や、質の低い翡翠に対して行われる。
戻る●ピンクゴールド
●ピンセット
小さなルースをつかむために必須。
宝石用のピンセットには、ガードルをしっかりつかむための溝があったり、掴んだまま固定するためのストッパーがついているものがある。
戻る。
戻る●ファイア
光が宝石の中を通り、屈折と反射を繰り返すことでプリズムのように光が分散され、虹色の輝きとなる現象のこと。
ダイヤモンドが代表的だが、他にも分散率の高い宝石ではこの現象が見られる。
例…ベニトアイト、スフェーン等。
戻る●ファセット
●フォールスネーム
宝石の種類を誤解させるような通称のこと。
例えばシトリン・トパーズはトパーズではなく黄水晶であるし、
ウォーター・サファイアはサファイアではなくアイオライトである。
戻る●覆輪留め【ふくりんどめ】
宝石を覆うように、地金をかぶせて留めたもの。
覆うように止められているため、石がしっかり留まり、傷がつきにくい留め方。
戻る●プラチナ
白金。少し落ち着いた銀色の非常に安定した金属。
純金と同様、純プラチナも柔らかく傷つきやすいため、ジュエリーにする際は合金を使う。
リングなどはPT900が、ネックレスのチェーンなどではより硬いPT850が主流。
戻る●プレシャスストーン(貴石【きせき】)
明確な定義は定まっていないが、宝石の中でも特に高価な種類のことを指す。
ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドの4つはまず確実にプレシャスストーンに分類される。
類…セミプレシャスストーン(半貴石)。
戻る●ブレスレット
腕や手首につける輪っかのこと。腕輪。
戻る●ブレミッシュ
宝石生成時の欠点ではなく、加工、流通、取り扱い時に発生した表面の欠けやカット欠点。
軽度の再研磨で取り除くことのできるものを言う。
戻る●分光性【ぶんこうせい】(分光特性【ぶんこうとくせい】)
光が宝石の中を通ったとき、その宝石の色や成分によって光の一部が吸収される性質のこと。
これを利用して、宝石を透過した光を調べることで、色の原因となっている成分を判別することができる。
宝石の鑑別に役立つ。鑑別書に記載される。
戻る●分散【ぶんさん】
プリズムの様に、白色光が虹色に分かれること。
物質の分散率または分散度と呼ばれる数値が高いほど分散が起きやすい。
つまり、宝石においてはこの数値が高いほどファイアが発生しやすい。
戻る●偏光性【へんこうせい】
宝石は単屈折と複屈折のうちどちらかの偏光性を持っている。光が宝石の中を通ったとき、
一つの方向に出ていくものを単屈折、二つに分かれて出ていくものを複屈折と呼ぶ。
複屈折の宝石を通して物や文字を見たときには、2重にダブって見える、ダブリングという現象が起こる。宝石の鑑別に役立つ。
鑑別書に記載される。
戻る●変種名【へんしゅめい】
同じ鉱物であっても、見かけが違うものは変種として別に名前があてられる。
例…クォーツの変種としてメノウ、コランダムの変種としてルビーやサファイア。
戻る●変色性【へんしょくせい】
●宝石【ほうせき】
美しく、希少性、耐久性のある天然の鉱物のことを指す。
ただし、比較的多く産する、または耐久性にやや欠けるなどの性質を持つことがあっても宝石と呼ばれることはある。
戻る●宝石名【ほうせきめい】
宝石それぞれにつけられた名前。変種名がそのまま使われる場合が多い。鑑別書に記載される。
例…ペリドット、ロードライトガーネット、ルベライト等
戻る●ホールマーク
造幣局が貴金属の純度検査を行い、それを認定したものにつけられるマーク。
日本の国旗の隣に950ptや750などの数字が書いてあるマーク。いわば、造幣局のお墨付きなので信頼性は高い。
戻る●彫り留め【ほりどめ】
●ホワイトゴールド
白っぽく加工した金の地金。パラジウムなどとの合金にして色を変えている。
ただし、さらに銀色に近づけるために白っぽく加工した地金の上に、ロジウムでメッキをしているものもある。
その場合は長く使っているとメッキの部分がはがれ、黄色っぽい地金の色が見え、目立ってしまうことがある。
戻る
●丸カン【まるかん】
ジュエリーのパーツをつなぐ、丸い金属の輪っか。
戻る●マルチカラー
一つの宝石内に二つ以上の色を持っていること。
戻る●ミルキー
乳白色がかった色のこと。もしくは少しもやがかかっているような透明感のこと。
戻る●メレ
●模造石 【もぞうせき】
自然界に存在する宝石の見た目を真似て、本物とは違う成分で人工的に作られた石のこと。
キュービックジルコニアなどの人造石のほかに、ガラスやプラスチックなど、石ではない物質で模造されたものも含まれる。
類…イミテーション
戻る
●遊色【ゆうしょく】(プレイ・オブ・カラー)
オパールに特有の光学効果。見る角度によって虹のような様々な色が見える現象。
遊色そのものや、遊色の出方(パターン)を、斑と呼ぶこともある。
戻る
●ラフ
●ラフガードル
●ラフファセット
●ラブラドレッセンス
●ルース
●ルースケース
ルースを入れておくためのケース。
小さなルースを裸で持っているのでは傷や紛失のリスクが大きいため、
基本的にルースケースに入れたまま扱われる。
戻る●ルーペ
小さなものを拡大してみるための拡大鏡。虫眼鏡。
宝石やジュエリーはとても小さいので、細部までしっかりチェックするためにもルーペは必需品。
戻る